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襟足のないうなじは、首が太く見える?!

2018/11/26
襟剃り

襟足のないうなじは、首が太く見える!? 「襟足をパッツンに無くしてしまっている人がたまにいますが、私たち理容師から見ると『もったいないな』と思います」。首をきれいに見せるには、首の毛を全てなくせばいい、という訳ではないようです。うなじの毛は首を白く、細長く見せるのに重要な役割を果たしているそうです!「毛をなくすことよりも、ある毛をいかにキレイに見せるかが大事」。

襟足のないうなじは、首が太く見える!? 襟足で首を細見え!理想の襟足の形はずばり「MW型」 では、一般的に理想とされる襟足の形とはどういうものでしょうか。佐藤さんによると、うなじがきれいに細く見えるのは、両サイドの毛が長いWに近い形。そもそも「襟足」とは、Wの下向きに伸びた2つのとんがりの部分のことを指すそうです。この襟足部分があることで、目の錯覚により首が細く長く見えるのです。 襟足で首を細見え!理想の襟足の形はずばり「MW型」ただし完全なW型ではなく、真ん中の首の骨がへこんでいる部分の毛がポイント。この毛が両サイドの襟足の1/3くらいまで伸びている「MW型」が頭の形に合った自然なバランスらしいです。襟足で首を細見え!理想の襟足の形はずばり「MW型」 「大人になってから生えてくる部位なのでここがないと小さい子供の丸襟のように幼い印象になってしまいます。」 襟足で首を細見え!理想の襟足の形はずばり「MW型」 「着る服の襟ぐり」と「年代」で”ベストな襟足”がちがう。

うなじをキレイに見せる襟足はさきほどの図のような「MW型」ですが、「同じ型でも襟足の長さによって後ろ姿の印象はかなり変わります。」とのこと。例えばドレスや浴衣など、後ろの襟が開いた服を着るときは、長めの襟足がベスト。首の長さが引き立てられ、美しく見えるそうです。一方、襟付きのシャツや振袖、訪問着など、首元がきっちりしまった服の時は、服で隠れない程度の短めな襟足が理想です。また、正式な着物を着るときは年配の方は少しゆったりめに、若い方は首元をつめて着ることが多いらしく、どのような着付けをするかによっても襟足とのバランスが微妙に変わってくるそうです。 「理容室の襟足そり」で理想のうなじが手に入る! 襟足の毛の生え方は人によって様々。ホワホワした産毛がまんべんなく生えている方、長い毛がぴょーんと出ている方、一部の毛だけ濃い方、など100人いたら100通りの襟足があります。もともとMW型の形どおりに毛が生えている人なんてごくわずかです。 そこで、うなじの形を整えるのに定番の方法が「理容室の襟足そり」です。あまり知られていませんが、実は襟足シェービングが受けられるのは理容室だけ。理容師はシェービングの専門家なのです。

このような手順で襟足そりをするそう。「まず両サイドの太い毛や不要な産毛を剃り、おおまかな形を決めます。その後、もともと生えている襟足の形を生かしながら、W型になるように調整します。」とのこと。「理想の襟足を手に入れたい!」という人は、理容室で襟足を整えてもらいましょう。 「理容室の襟足そり」で理想のうなじが手に入る! 理容室の襟足そり 首の太さにより、襟足の幅をミリ単位で調整!?驚きの理容室のテクニック 床屋さんや理容室、シェービングサロンに行けば、知識をもった専門家が、それぞれの襟足の毛の生え方や濃さ・首の太さ・合わせたい服や髪型に合わせてベストな襟足の形を見極め、丁寧に仕上げてくれます。 その時に専門家ならではのテクニックを使って、うなじが一番きれいに見える形に仕上げてくれます。 例えば首が太めの方は、襟足を内側に寄せてほっそり見せるそうです。また、剃った部分と毛を残した部分の境目がくっきりでないように、産毛を少し残して境界線をぼかし、自然に見せるテクニックもあるんですよぉ~laugh