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エステは理容の仕事だった?!

2018/08/08
フェイスマッサージ

理容師がエステティシャン?!

日本ではエステはどのように発展してきたのでしょうか?

日本におけるエステの原型は、1895年に開業された理髪店で行われた施術だと言われています。そこではアメリカから輸入した方法を用いて、フェイスマッサージが行われ人気を博した。マッサージは「美顔術」と呼ばれ、一般的に普及していくことになりました。

時が経ち、1970~80年代に入ると好景気によって人々の暮らしが豊かになっていき、人々が余裕のある生活を手に入れると、もっと美しさを追求したいという需要が生まれました。それを受け、日本各地でエステサロンが開業していくことに。 主要なエステ協会の歴史 エステ業界の発展と合わせて、さまざまな協会が設立されました。先駆となったのは1972年に設立された「日本エステティック協会」です。エステの普及や、エステティシャンの養成を目的とした日本エステティック協会は国際的なつながりも持ち、世界中に支部を持つエステティシャン教育団体「CIDESCO」の日本支部をその中に含んでいました。 1987年には「日本エステティック業協会(AEA)」が設立し、エステブームによってエステサロンが乱立したことに対応して、サロンの健全な経営を推進してきた。また1995年に設立された「日本エステティック工業会」では、エステサロンで使用される化粧品や器具が安全に使用されるようにチェックする活動があり、そのほかにも2003年設立の「日本エステティック機構」のように、多数の団体が業界の健全化を図って活動しています。 美を追求する人の願いを叶えるため、古代から現代まで続いてきたエステの歴史。現代日本でも、人々が安心して美しくなれるように、より一層の業界の健全化が図られています。とはいえ、日本にはエステティシャンの国家資格がなく、まだまだ発展途上という状況。働きやすい環境を作るためにも、エステティシャンになりたい人は、エステ業界の動向にこれからも注目しておく方が良いでしょうsmiley