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理容師と医師

2018/08/02
シェービング

医師と理容師は同じだった?!?!?!

日本の「床屋」

現在の日本では、理容師(散髪屋さんor床屋)は、理容師国家試験に合格することで得られる国家資格が必須です。
理容師免許が無ければ日本では散髪屋さんにはなれません。。。

その理容師のルーツですが、古くは江戸時代のころ、「髪結い」、「髪床」などという職業がありました。

彼らは、お客さんが男性なら月代(さかやき)や髭(ひげ)を剃って髷(まげ)を結い、お客さんが女性なら襟足を整えて髪を結うことを仕事としていました。

つまり、日本の「床屋」のルーツには医者との関わりは感じられません。。。sad

西洋の「理髪師」

ではヨーロッパではどうだったのでしょう。

中世ヨーロッパでは、病気の治療法として大別して2通りあった。

内科的に薬を処方して病気を治す方法、外科的に悪い血を抜いて患部を治す方法。
この2つの方法を病気によったり患部の場所によったりして使い分けしてました。

前者のやり方から発展したのが現在の内科医です。

後者のやり方を仕事とするひとは、血を抜いたり(瀉血)患部を切って膿を出したりと(その技術や思想の一端は、現在の外科手術などに受け継がれている)、刃物をつかっていましたので、いつしか患者の髭を剃ったり髪を切ったりするようになりました。

そして患部の悪い血を抜くという治療法に根拠がないことを人々が気づいたころ、髪を切ったり髭を剃ったりすることがいつの間にか本業となっていました。

ここで治療のために血を抜くという信仰に根ざした医学の流れから、髪を切り髭を剃る「理髪」という概念が切り離されて、理容業が生まれました。

当時でも「医者」といえば内科医で、外科的な治療をする「血抜き屋(瀉血師)」は医者とは別の存在だったようですsurprise