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理容師になるには・・・

2018/07/30
理容師の道具

・理容師とは???

 理容室の技術者の事を「理容師」と呼んでいます。理容師は、シャンプー、カット、パーマ、カラーリングなどの技術を行い、頭髪を整えることが主な仕事です。「おしゃれの先駆者」として、自分自身のスタイルを磨いていくことも忘れてはなりませんね。

・理容師の仕事の内容

 理容師は男性客の接客が多く、顔などをそるシェービングなども行います。最近では結婚式を控えている花嫁さんの産毛剃りなどもおこなっています。

店舗に勤める場合の勤務時間は、1日8~9時間程度。週休2日が一般的です。ただし、閉店後には技術を磨くための練習も必要であり、一人前になるまでには営業時間以外にもたくさんの時間が必要になるでしょう。自分で店舗を経営することになった場合は管理業務が増えることもあります。  

 

・理容師になるために必要な資格

 理容師になるには、理容師の養成施設を卒業後、理容師の国家試験を受験しなければなりません。

 

筆記試験の内容関係する法律や制度、衛生管理、人体の構造や機能、理容に関連する物理・化学の知識、理容の理論など

実技試験ヘアカット、お顔そり、ヘアセットなどの基礎的技術

 

理容師免許を取得したのち、3年以上の実務経験を積み、さらに都道府県知事が指定する講習を受けることで、「管理理容師」の資格を取ることができます。2人以上の理容師が一つの店舗で働くには、管理理容師を置かなければなりません。ゆくゆくは独立し、自分で店舗を経営したいと考えるなら、この資格も取得しておいた方が良いです。

 

理容師の将来性は?どんな性格の人が合っている?

 多くの店舗が展開され、非常に競争の激しい業界です。しかし、他との差別化を図るだけの優れた技術や豊富なアイディアを持つことで、たくさんの店舗を経営したり、海外に進出したりすることも可能です。常にチャンスがあちこちにあります。流行に敏感で、センスを磨く努力を怠らない人にはぴったりの職業です。手先の器用さも必要ですが、立ち仕事に耐えうるだけの体力、接客業に必要な社交性、提案力、ユーモアのセンスなども求められる場合があります。